公開日:2016/04/13 12:51:20 |
引っ越しで不要になったピアノや、エレクトーン、弦楽器、管楽器の買取りについてです。
自宅で使わなくなったり、押し入れなどに眠ったままになった楽器の上手な処分方法を解説いたします。
中古楽器の買取り相場は?
まず、基本的に知っていただきたいのですが、
新品を買ってすぐに買取りに出しても、半値にしかならない
という現状があります。
5年以上使っていれば、定価の10%なら御の字。2~5%の場合も珍しくありません。50万円の管楽器が1万円ということもざらです。
また、楽器のことがよくわかっていない所は価値が分からないので安めに、楽器の買取りの専門店等は、比較的まともな買取り価格を提示してくれます。
下手なところに引っかかって、折角高値で売れる楽器を、みすみすボロ値で売らないようにご注意ください。
楽器を買取りしてくれるところ、楽器の処分方法あれこれ
使わなくなった楽器を置いていてもしょうがない、引っ越しの機会に楽器の処分をしたい、となったときに楽器をどうするか?についてです。
楽器を処分する方法は様々ありますので、一番ご自身にあった方法で処分してください。
- 不燃物として処分
- 知り合いに上げる
- 学校のクラブに寄付
- フリマで売る
- 質屋に入れる
- リサイクルショップに売る
- 管楽器、楽器の買取り店に持ち込む(下取り・委託販売)
- ネットオークション、ネットフリマで売る
- ネットの楽器、管楽器の買取りサービスを利用する
質屋に入れるのは簡単ですが、高額にはなりにくい。
質屋は、品物を預けてお金を貸してもらう形になるのですが、高額だった管楽器でも買取りは数千円がせいぜいです。
ですので、あまり高額になるのは期待できないでしょう。
また、質屋さんは楽器の価値がよくわかっていない場合もありますので、無価値と査定される可能性もあります。
少しでも高く売りたい場合は、質屋よりオークション、楽器専門の買取りサービスを利用する方が高くなります。
リサイクルショップに持ち込んで売る方法
リサイクルショップなら全国各地にあるかと思いますので、そちらに楽器を持ち込んで売る方法もあります。
ただ、リサイクルショップは楽器の価値が分からない場合も多いですし、お客さんがわざわざ管楽器を買いにリサイクルショップに行こうと思う人も少ないと思います。
買う人が少ない品は、リサイクルショップには邪魔になるだけですので、買値はかなり厳しいところが多いというのが現実ではないでしょうか・
有名なハードオフでしたら、8年前に85万円で購入したチューバが5,000円という値段をつけられたという話がありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1273295727
楽器の専門店に持ち込めば、22万になった、というお話ですのでどの楽器店やネットの管楽器買取りサービスでも売れなかった、という場合の最後の手段として考えた方が良いかもしれません。
一番高く売れるのはヤフーなどのオークション
新品に近いトランペットなどの一般的に利用者が多い管楽器などだと、ヤフーオークションのようなオークションサイトで売るのが一番高く買取りが可能です。
出品は、ありのままを伝えるための画像撮影や、ブランド名、品番、ケースの有無、付属品の状態についてなどを伝えるとより買い手がついて高額になる場合もあります。
ただ、実際は、ほとんど値段がつかない、入札者がいないケースが多いです。
オークションに出す場合は、長期戦を覚悟しておいた方が良いでしょう。
また、問題はトラブルが起こったときです。
理不尽なクレームや、支払いをしない落札者にあたった場合は、丸々損してしまいますし、そもそも思ったように値上がりしない可能性もあります。
手間暇かけて、1円落札だった・・・というようなこともありえますので、状態の良い楽器でしたら楽器の買取りサービスなどを利用する方がよい場合もあります。
ネットの楽器、管楽器の買取りサービスを利用する
近くに楽器の買取り店がない場合は、買取りしてもらえるかどうかわからないのに、わざわざ持ち運んで出かけるのは大変です。
最近では、インターネットで楽器や管楽器の買取りをしてくれるサービスがありますので、そちら利用するのはどうでしょうか?
ネットで品を送付してしまうので、買い叩かれるのでは?という不安もあるかと思いますが、ネットでは悪評は簡単に広がりますので、特に悪評がなければ利用しても問題ないと思います。
値段に対して不安であれば、事前に見積もりも可能なようですので、無料見積もりだけでも利用すると良いでしょう。
楽器を高く買取りしてもらうコツ
楽器の買取り価格ですは、当たり前ですが、新品が一番高く売れます。
ですので、新品に近い状態にできるだけすることが、楽器や管楽器を買取りしてもらうコツです。
査定前に自分では「手入れをよくしている」「キズや歪みがない」と思っていても、買い手は、普段から見慣れているためにご自身が気付いていない傷や歪み、さびなどを気にします。
そのような部分も査定ダウンの原因になりますので、できるだけ他人に見てもらって状態を確認してください。
実際に演奏する際に問題がないか?というのは大きなポイントです。動きづらいキーがないか、オイルを指して稼働しやすく手入れしておくと良いと思います。
新品で購入した際の付属品等も揃っていれば揃っているほど、高額に買取りしてもらえます。
できるだけよい状態で保存しておくようにしてください。
管楽器の買取り
管楽器の買取りは、実店舗でならイシバシ楽器、島村楽器、ハードオフなどがあります。
お近くに店舗がない場合は、ネットでの管楽器の買取りが可能なサービスがいくつかあります。
管楽器のマウスピース単体でも買取りしてもらえます。
楽器買取り店では、トランペット、トロンボーンなどのマウスピースだけの買取りサービスもあるようです。
古いマウスピースの処分を考えておられる方は利用してみてください。
サックスの買取り
サックスの中古品の買取値段は「見た目(傷の有無)」「調整状態」「人気度」などで決まります。
キーの裏側の「パッド」「タンポ」と呼ばれる部分に交換の必要があると「調整状態が悪い」という査定になる可能性高いです。