母から譲り受けた着物を処分し、クローゼットがスッキリしました。

私は20歳になったときに、母から着物を1枚譲り受けました。その着物は母が結婚して嫁ぐ時に、買ったものだということです。

母は、衣装だんすを嫁入り道具として両親に買ってもらったのですが、中に何も入れるものがなく、恰好がつかないという理由で急遽着物も新調したらしいのです。着物は正絹で家紋も入っていました。当時高いお金を出して買ったと母が言っていたものです。

ただ母も着物を着る機会がなく、数十年たんすの肥やしとして眠っていたのでした。そこで私に機会があればぜひ着てほしいということで譲り受けました。

ところが、私も着る機会が全くなかったのと、私の母は背が低いのですが、私は背が高いためサイズが合わないことが判明したのです。

そこでずっと眠っているよりは思い切って処分しようと決意したのです。

はじめは家の近くのHard Offという中古品買取ショップに持ち込んだのですが、着物は買取が出来ないと断られてしましました。

その後、インターネットで色々と調べて、買取業者を探したのです。私が住んでいるのは千葉の田舎の方なので、そんなに買取をしてくれるお店も多くないため、着物を発送して査定、買取をしてくれる業者を探しました。その際送料無料の業者を重視していました。

そして最終的には宅配着物買取のヤマトクという業者に決めました。

処分を依頼すると、無料の梱包キットが届きます。それに着物を入れて、送るだけです。するとヤマトクが査定をして、査定価格を連絡してくれます。だいたいここまでで1週間半ほどかかりました。

そして、その査定額で納得がいけば買取をしてもらうことになるのですが、私の場合はその査定額を聞いてすぐに買取って頂くことに決めました。実際の買取金額は5,000円程度でした。

状態がよかったのと、今でも着れるようなデザインだったので、比較的高値で買い取って頂けるということでした。

着物を処分しようと思っている方は、なかなか踏ん切りがつかないこともあると思います。でもこの先5年、10年を想像した時に、自分がその着物を着ている姿を想像できますでしょうか。

もし出来ないのであれば、処分してたんすやクローゼットをスッキリさせてみてはいかがでしょうか。実際に私もクローゼットの中がスッキリしたので、気持ちまでスッキリしました。


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